阿里山国家風景区
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阿里山各所のレストランやホテルでは、店内やロビーに入ると自然の木材をそのまま使った大きなテーブルが目に飛び込んでくる。その上には、いろいろな茶道具が並べられているはずだ。亭主は客を座らせて、阿里山の銘茶を勧めてくれるだろう。お茶を通して人と人の気持ちが通い合い話も弾む。これも阿里山文化の一つである。阿里山は台湾を代表する高山茶の産地である。
高山茶は海拔900-1200メートル地帯で生育することから、阿里山郷および隣接する梅山・竹崎・番路といった地域の主要作物となっている。現在高山茶は大半が国内の消費にまわされているが、風味のよい秋冬茶などはなかなか手に入らない。
※阿里山国家風景区茶畑

<金萱茶・青心烏龍茶>
主に隙頂巃頭一帯で生産。一般に知られている阿里山高山茶とは、通常海拔一千メートル以上で生産した半球型の茶葉を指すが、町では通常「烏龍茶」と称されている。高山は気候が清涼で、朝夕に霧が立ち込め、平均日照時間も短い。そのため茶葉の苦味成分が低くなる。湯を注ぐと甘味とともに芳しい香りが満つ。

<珠露茶>
「珠露」は阿里山石桌地区の茶農家が開発したブランド。石桌の海拔は一千三百メートル前後で、日常的に雲や霧が多く、茶葉の生長に適し、さらに農民のこだわりが加わって高品質を生んだ。市場では一台斤(約600グラム)一千二百元程度で取引されている。

<龍珠茶>
瑞里が生んだブランド。当地の茶は特等賞を二・三十回も受賞しているが、いままで他地域の業者が大量に買い上げているために、市場では「瑞里」の名を見ることは少なかった。そのため、当地茶農家の投票で「龍珠」という独自のブランドを名乗ることに決定した。瑞里茶が「珠」のように円く光っていること、「龍」のように子々孫々に伝わるようにという願いが込められている。

<約富霓夏茶>
たいてい台湾高山茶の農家では品質の問題から、夏茶の収穫を放棄している。しかし里佳約富霓はめずらしく夏茶を生産してきた。おそらく、夏でも高品質の茶ができるのは、密生した原生林や生態が保護されていることも関係があるかもしれない。
 
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* * タケノコ *
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タケノコは阿里山の代表的特産の一つで、風景区内には多くの竹林をみつけることができる。孟宗竹・桂竹・麻竹・石高竹・箭竹(ヤタケ)、さらに観賞用の四方竹まで台湾にみられるほとんどの品種が網羅されている。
通常、四月のヤタケ収穫の時期が来ると、密生した竹藪に入る人が見られる。とくにヤタケはサイズが小さく、一日の収穫量に限りがあるため貴重品である。

五・六月はもっとも忙しい。もし阿里山に立ち寄られたら、タケノコをくくった細長い束をみかけることだろう。家々の納屋からはもくもくと湯気が上がり、いい匂いが満ちる。桂竹は茹でてから出荷する。桂竹のタケノコは肉が柔らかく、ジューシー。小さく切って豚肉や梅干風味の野菜といっしょに炒めれば、それだけでわくわくのおいしさだ。
麻竹は阿里山でもっとも普遍的なタケノコで、七月から九月にかけてがシーズン。外の皮には黒い毛が密生し、いかにも男性的。成長の速度も速く、一日で半尺伸びるという。出荷する麻竹は食用と加工用の二種ある。食用の麻竹は早めに収穫し、遅めの加工用はやや苦味がある。

麻竹と同時季に出荷されるのが緑竹。手の平大のタケノコを皮付きのまま茹でて、冷蔵庫に。食べる前に皮をむき、台湾マヨネーズをかけていただく。夏の名物・タケノコサラダである。緑竹は豊山に多い。

旧暦十月以後になると孟宗竹のシーズン。寒帯性の植物で、冬筍と春筍の二種ある。筍類ではもっとも高値で取引される。
冬筍は長く地下にあり、掘り出すと皮に黄金色の産毛がはえている。味のほうも独特で、鍋にすると格別。
春筍は立春以降に収穫。皮の表面には黒褐色の針のような毛がはえている。生長速度は冬筍より速く、茹でると甘く、「春筍は果物みたい」といわれる。

<轎篙筍>
三月から五月にかけての春筍としては孟宗筍のほかに、ちょっと特殊な「轎篙筍」がある。石卓奮起湖達邦豊山一帯に産する。
またの名を石竹あるいは石篙筍ともいう。食用部分は、土中の茎の部分。節があり、肉質は厚いが、軟らかい。カルシウムを豊富に含み、味の特別。 新鮮な轎篙筍は煮ても炒めてもおいしい。主菜としても申し分なく、現代人の健康にぴったりの高繊維食品である。
 
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* * その他 *
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<山葵>
山葵とはワサビのこと。鬱蒼とした森林と清流が必要で、海拔1500メートル以上の地域に適す。
1914年に、日本人が山葵の栽培を始め、阿里山・太平山・鞍馬山といった限られた地域で栽培された。1989年以後、新中部横断道路が開通し、阿里山で大量生産が始まった。市場に固い需要があり、ここ十数年のあいだに、伝統的農作にかわり、主要な特産に成長した。

<山茶油>
里佳の山茶油(椿油)の品質は好ましく、加工後の製品は市場で高い評価を受けている。最近は消費者協会から「千禧年金牌奨」を受賞し、関連の副産品の開発が進んでいる。豊山村の茶畑では、冬から春にかけて、晴天の朝、茶つみや庭で葉を晒す情景がみられる。
<佛手瓜>
佛手瓜はこの地域の主たる野菜。若葉が美味で、龍鳳菜とか龍鬚菜とも呼ばれる。炒めるだけでおいしい。奮起湖の駅弁に必ず入っている。

<甘柿>
番路郷・隙頂太和が主要産地。甘柿は多年生の温帯落葉果樹で、根は地下三メートルに達し、枝葉は大きく繁茂する。風雨にも強く、生計にも土壌保全にも役立つ作物である。甘柿の外観は橙色に輝き、果肉は多汁で、その将来性に期待がかかる。

<李子>
太和奮起湖来吉の中間にあって、「仙葉茶」や「清心茶」で有名。五月の李子(スモモ)のシーズンになると、樹上には赤や黄の実がいっぱいになり、甘酸っぱい香りが漂う。観光果樹園でのスモモ狩りも盛んだ。

<梅子>
来吉が中心。三月下旬、来吉部落では梅狩りや梅干の漬け込みが体験できる。


<石蓮>
外来の新興作物「石蓮」(アロエ)の原産地はメキシコ。一九五八年に台湾に導入され、いまでは各地に普及した。悪天候にも強く、楽野里佳には多くの畑がある。葉を洗ったら、そのまま塩などをつけて食べられる。ジュースにして蜂蜜を加えても美味。

<板栗>
台湾には原生の栗はない。市場の天津栗はたいてい輸入品である。台湾板栗は原生の天津板栗より甘く市場からは好評。かつて欧威杜と楽野で生産していたが、現在は中埔郷社口村にのみ大きな畑がある。旧暦七月中旬から八月中旬が収穫期。

<破布子>
樹子(カキバチシャノキ)ともいわれる多年生木本植物。台湾中低海拔の山中の平地によくみられる。漬物にした破布子と豚のひき肉を炒めたり、魚や卵といっしょに煮たりする。伝統の美食として阿里山ではよくみられる。

<霊芝>
霊芝茶は茶の名品。阿里山でも重要な採集品。

<蜂蜜>
古い農家の軒下に、桶状あるいは方型の器具がかかっているのをみかけたら、これは農家が自分で飼っている蜂の巣である。野外の蜂の巣から女王蜂を捕獲し、自宅の巣に入れておくと、蜂の群が集まってくる。冬、雨量が少なくなると、蜂蜜はとくに芳醇さを増す。野生蜂を捕獲したり、蜜を採集する風景をみかけるだろう。

<蔗糖>
豊山の田園や産業道路そばにはサトウキビ畑が広がる。村民は自らの手で粉状の蔗糖に仕上げる。ときにサトウキビを煎る香りが漂う。蔗糖に豊山特産の愛玉をまぶしていただけば、当地を代表するデザート。

<金針> 
産地は豊山。主に仙夢園一帯の山腹に栽培され、夏になると金針花(ユリ科)が花開き、だいだい色に山が染まる。まだ開かないつぼみの状態で摘み取り、そのまま炒めたり、干して出荷する。

<香稲米>
産地は茶山。かつて茶山に導入したジャワ産の米で、一般の米よりひとまわり小さい。しかし香りがいいので、一握りを他の米に入れて炊くと、とても香ばしい。収穫は一年に一回。田植えは七・八月で十二月刈り取り。現在は四軒の農家が植えているだけで、数量は少なく、知る人だけがとくに買い求めている。

<芋頭>
産地は茶山。甲仙芋頭(タロイモ)として売られていても、実際は茶山産のものが多い。檳榔心芋頭と称するものは、乾燥地に耐え、ホクホク感があるので、好まれている。
 
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*  更新の日付:2007-06-06 訪問に人口: 5681
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電話:886-5-2593900 ファクシミリ:886-5-2594305 住所:嘉義県番路郷は村に触れて口の3-16日(号)に触れる
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